7月26日に始まるパリ五輪の開幕100日前となった17日、五輪とパラリンピックの日本選手団が大会時に表彰式などで着用する公式スポーツウエアが都内で発表された。

 五輪、パラとも同じデザインで「パフォーマンスとサステナビリティの両立」をコンセプトにアシックスが製作した。キーカラーにはチームジャパンを表現する「チームジャパンレッド」に加えて「サンライズレッド」を採用。メインのアイテムとなる「ポディウムジャケット」には「パリの日の出」をイメージし「チームジャパンレッド」と「サンライズレッド」のグラデーションで、朝焼けに空が赤く染まる力強さと暖かさを表現した。

 記者発表会には、体操男子で2021年東京五輪2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)やバレーボール男子の西田有志(パナソニック)、レスリング女子の藤波朱理(日体大)らアスリート15人が参加した。

 ビッグシルエットのデザインとなったTシャツも着た西田は「心地が良いし、家でも着れる、おしゃれなデザイン。ゆったりと着れて良いと思う」と感想を語った。